メロディアスなフレーズにグッとくる SYU 〜UNION GIVES STRENGTHのレビューも兼ねて〜
ちょっと、これまでとは違う系統のギタリストになります。
メロスピ*1とかネオクラ*2といったジャンルのギタリストです。
2000年代のバンドGALNERYUSのギタリストですが、6/16にアルバムが発売されてます。
最初に言っておくとめっちゃいいです。
ということで今回はギタリスト紹介とアルバムレビューの2本立てにしたいと思います。
ギタリストSYUについて
まず、彼のプレイの一例から。
このプレイ、半端ない。。。
速弾きもさることながら、情熱的な泣きのメロディが素晴らしい。
ボーカルいなくても聞く人を惹き込んでしまえるだけのうまさがあります。
あと特徴的なのが、ギターのサウンド。
どうやらベースの音域と被らないようにしてるためにかなり低域を削ったサウンドにしているそうです。
さらにメタル系のギタリストでは珍しく、中音成分を強調したサウンド。
その2つがあって、フィルターかけたような特徴的なサウンドになっているかと。
しかしその恩恵で大音量でもアンサンブルに埋もれずに音がよく抜けてくれます。
またメタルなフレーズだけでなく、アルバムの最後に時々出てくるブルージーなフレーズもいいんですよ。
この哀愁のあるメロディがたまらん。
最近は、SYU本人がギターのエフェクター*3を製作していたりします。すごい!!
どうやらコロナ禍で色々機材を試しているうちに自分で作るようになったらしいです。
ESP学園様にお願いをして、エフェクターや回路のお勉強をさせて頂いております…ありがたみの極み😭
— SYU (@Galsyumcr) 2020年7月15日
初めて感光基板も体験致しましたが
ハンパなく楽しい!!!
自作の方は、ブースターのバッファ付き2号機完成して、ガチ歪みまくりで最高!! pic.twitter.com/XGHtTcqD2K
UNION GIVES STRENGTHのレビュー
YouTubeにはWhatever it takesがアルバムに先行して公開されていましたね。
Angel of salvation的な曲で好みだったので、アルバムには期待していました。
今回のアルバム、コロナ禍がテーマになってるらしく、この曲もコロナ収束に対する希望を歌ってるんですね。感慨深い。。。
ちなみにこの曲は6曲目に収録されてます。
では最初の数曲はどうかというと結構ヘビーです。
しかも1曲目から9分と長さ的にもヘビー笑。コロナによる絶望を表現しているのかな。
ただ聴かせ方はうまくてそこまで長さは感じさせません。
そんな序盤から徐々に明るくなり、いつものガルネリ節になっていく感じですね。
コロナが収束して欲しいという希望が感じられます。
捨て曲なし。素晴らしいアルバムだと思います。
なんか7弦ギター*4を導入してからのGALNERYUSはますますパワーアップしている気がします。
早くライブでも見てみたい!!
以上、速弾きだけでなく、メロディも素晴らしいギタリストSYUとアルバムUNION GIVES STRENGTHのレビューでした。