冒頭の通り、GE300 Lite買いました。
1台で何でもこなせるマルチエフェクターとして最高レベルではないかと思っています。
大満足です。
とはいえ気になる部分もゼロではないので、
正直レビューをしていきたいと思います。
外観
HX StompやGT-1000 COREに比べると大きいけど、
こうやって見ると小さいです。
つまりMacBookPro 13インチの大きさ。A4サイズとも近いサイズ感。
これがありがたい。
なぜかというと、
ギグバッグにすっぽり入るから。
GE300ではなく、GE300 Liteにしたのはこれが主な理由。
自分はあまりエクスプレッションペダル使わないのでこれで十分。
(外付けは可能なので必要な時につければいいと思ってます)
スイッチ数もプリセット3つ、コントロール3つと十分な数かと。
操作性
説明書読まずに適当に触るだけでも大半の操作はできました。
それくらいの簡単かと。
他の記事で同時踏みしてしまうという内容を見たことありますが、
足が大きい人でなければ問題なさそうです。
しかも対策方法がありました。
SYSTEM→FOOTSWITCH→FS A+B/B+C→Hold
にしたら同時押し2秒ほどでTunerやLooper起動になります。
気になる人は試してみてください。
音
プリアンプ
Micro Preampで試して、ものすごい使える音だったので
ここは、かなり期待していました。
実際、どのアンプモデルもかなり使える音のように思います。
キャビネット
外部IRの方が音はいい気がしますが、設定を追い込めばプリセットに
入ってるキャビネットも使えそうです。
エフェクト
必要十分、だいたい欲しいエフェクトは入っているイメージ。
ただそこまで言うほどは充実していない印象です。
気になったところ
- 飛び道具系のエフェクトは少なめ
- 説明書に解説のないエフェクトが多いので、一つずつ試して使うことになる
気になると入ってもほとんど問題ないレベルです。
その他気になる所
音切れ
マルチにつきまとう問題ではありますが、
パッチチェンジのときの音切れは多少はあります。
ただ個人的には切り替わりは速い方という印象です。
シビアな人でなければ気にしなくてもいいと思います。
プリセットのダウンロード
Ver3.01でプリセットやキャプチャしたアンプ、エフェクトの
ダウンロードができるようになっていますが、正直、使いにくい印象。
検索がまともにできないので膨大な数からいちいち探す必要があります。
あまり期待しないほうがいいかもしれません。
ファームウェアのアップデート
またアップデートの仕方が説明書にないのは不親切ではないだろうか。
ちなみにやり方は、
- 最新のMooer StudioをPCにインストールする。
- 本体とUSBを接続
- Selectノブを押しながら本体起動(アップデートモード)
- Mooer Studioを起動すると、アップデートができるようになる。
です。思ったより分かりにくかったです。
他の競合マルチと比較
HX STOMP XL
サイズも機能もかなり近いです。あとは、
- Tone Captureが欲しいかどうか
- 欲しいエフェクトが入っているか
- 音の好み
で判断したらよさそう。
GT-1000 CORE
スイッチが3つと少なく、使い勝手が変わってきます。
エフェクト数は十分ですが、アンプモデルは少ないので、
事前に使いたいサウンドが入っているか試奏したほうがいいです。
結論
欲しいエフェクトがまれになかったりしますが、
音作りの肝であるアンプシミュレータのレベルが高く、
Tone Captureの可能性の幅が大きいので、
そこさえ気に入ったなら多少のことは許容できるのではないでしょうか。
ギグバッグに入るマルチでは、最高レベルの完成度だと思います。
試してみて損はないですよ!