最近プログレばっかり聞いているyummyです。
2010年代はいいインストをやるプログレバンドが多かった印象でした。
2010年代活躍してきて今後の動向も
気になるバンドを挙げていこうと思います。
Unprocessed
個人的には一番気になっているバンド。
独特のテクニックを持ち合わせた凄腕ギタリスト
Manuel Gardner Fernandesが率いるバンドです。
特によかったのが、2ndのArtificial Void。
プログレというよりはDjent色が強めのアルバムです。
とにかくカッティングがヤバい!
凄腕ギタリストって大抵ギターに集中しているイメージですが、
この人はボーカルもやってのけてます。
この頃の曲はクリーントーン主体の曲が多く、
路線を変えてきている印象。
PolyphiaのTim Hensonをフィーチャーしてるとか最高かよ!
EDM色強めなのはPolyphiaとも近しいけど、
寒色系のサウンドが、また違う味を出していますね。
これはこれでアリかな?
今後Djent系の曲を出すのかは分からないですが、
次のアルバムがかなり気になってます。
Manuel Gardner Fernandesについては
こちらの記事でも書いてるのでよければどうぞ!
Jakub Zytecki (DispersE)
Jakub Zytecki(ヤコブザイテッキ)名義のソロも気になるし、
バンドのDispersEも気になってます。
まずはバンドの方から。
とにかくリバーブやディレイ(やまびこ効果やお風呂の反響音のイメージ)を
がっつりかけた残響感がとっても幻想的で
ずっと浸っていたくなるような感覚があるんですよねえ。
ギターのスキルはメチャクチャ高いのに
主張しすぎないプレイスタイルも好き。
こちらでも紹介してます。
ソロの曲はこんな感じ。
すごくテクニカルなのになんか落ち着くサウンド。
方向性は違うようで、幻想的な雰囲気は相変わらずだなあと。
今後、どちらの活動をメインにしていくか分からないですが、
どちらにしても気になる人(バンド)です。
Sithu Aye
とにかくアニメ大好きなヲタクによるDIYインスト音楽です。
ちなみにスコットランドの人です。
そんな遠くから日本アニメ文化を愛していただき
ありがとうございます!
その一面についてはこちらでも書かせてもらってます。
一応言うとアニメのレビューできるくらいガチです。
で、肝心の音楽ですが。。。
ポップス好きな人でも受け入れられそうな
素朴なメロディという感じ。
ギターがテクニカルでもすんなり入ってくるところが
Sithu Ayeさんらしさだと思っています。
さすが日本のアニメを愛しているだけありますね。
これはその一面をもっと強化した感じ。
アニソン的ポップス要素の強いメタル(?)です。
ちなみにこれらの曲ですが、
録音からミックスまで全てSithu Aye一人でやってます。
昔では考えられないことですよねー。
それだけ最近は、宅録環境がものすごくよくなってるので、
徐々にミックスまで全て一人でやるという事例も増えてます。
もっと増えるのではないでしょうか。
Intervals
Intervalsと複数形ですが、今残ってるメンバーは、
ギタリストAaron Marshallひとり。
でも曲を聞いてるとそんなことどうでもよくなります。
この都会的オシャレさを感じるサウンドがめっちゃいい!
しかもフュージョンや他の要素もあるので
メロディの幅がとっても広いんですよね。
この曲なんかは、癒やしの音楽って感じ。
ロックとは無縁のジャンルの音楽の要素がある気がします。
何のジャンルか分からないですが。
しかも意識しなかったら勝手に過ぎてるくらい
自然に速弾きをしてます。
なんか呼吸するが如く速弾きしてますよね。
今後は7弦ギターの曲も増えるかもと言ってるので、
どうやって7弦サウンドを調理していくか楽しみです。
こちらの記事でも書いてますよー。
JYOCHO
最後のトリは日本のバンドから。
正直、日本でこれだけ複雑な曲を
やってるバンドはとってもレアです。
しかもめっちゃいい曲出してます。
優しくて明るい曲です。
が、所々見せるギターのタッピングのレベルがおかしい。
バンドにフルートがいるのは珍しいですが、
このフルートがとってもいい味を出してくれてます。
↓個人的に一番好きな曲。
心温まる優しい音。嫌なことあっても
優しく包んでくれそうな音をしてます。
でもギターは鬼のようにテクニカル。
そのフレーズ、アコースティックギターでやるもんなの?
最近も曲出しているので、
日本のプログレ代表として頑張ってほしいなあ。
こちらの記事でも書いてますよー。
最後に
プログレとひと括りにしてますが、
正直やってる音楽が多様化しすぎて、
プログレという名称だけでは足りない感じあります。
音楽性は多様化、複雑化してますが、
この枠にとらわれない感じが好きなんですよね。
大衆音楽のポップスに近づいている感じもあるので、
もっと色んな人にプログレの良さを知ってもらいたいなあ。
それでは今日はここまで。