ゆるふわ めたる日記

癒やしの「めたる」をどうぞ

ハイレベルすぎて逆に疑われたギタリスト Manuel Gardner-Fernandes

ドイツのギタリスト、そしてDjent系*1バンドのUnprocessedのギターボーカルです。略称でMGFと書いてたりもする。

有名になったのはInstagram投稿がきっかけです。

 

Youtubeでもよく動画を投稿しています。

まずは彼の演奏を聞いてみましょう。

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わかりやすく特徴が出ているのをピックアップしてみましたが、

ギターの上下の弦をそれぞれバスドラムとスネアに見立てているような

パーカッシブなカッティング*2が非常に特徴的です。

ギターの音というよりビートボックス的な音です。

しかもその速度と安定感が常軌を逸している。

 

 

ぼくはUnprocessedのAbandonedでMGFを初めて知りましたが、

この時受けた衝撃は忘れられないです。

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ロックでよく出てくるチャカチャカしたカッティングとは違うし、

テンポがやたら早いし、しかもボーカルまでやってるし、

この人やべえってなって、すぐこのバンドの虜になりました笑。

 

このバンドのメロディ、メタルバンドの割にクリーンが多いのだけど、

美しくもちょっと危うい感じがあって、たまらんのです。

 

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この曲もそういう感じ。

 

しっかりメタルって感じな曲ならこれでしょうか。

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これだと8弦ギター*3を使っていて、いかにもDjentって感じの曲。

しかしテンポ早すぎないか?

BPM262*4あるみたい。

どうやったらこんな高速なリフ*5が弾けるようになるのだろうか。

 

とすごさを語りましたが、

当初は、フェイクギタリスト(実際に弾けるのではなく、編集で弾けてるように見せかけてるギタリスト)と言われていたとのこと。

YouTubeとかで動画検索すると、フェイクかどうか検証してみたみたいな動画が結構ある。

それが、NAMM(音楽製品の一大イベント)で彼が実際に弾いているのを多くの人が見て、本当に弾けていることが分かったとか。

 

確かに彼の弾き方、ちょっと現実味がない動きしているけど、

フェイクと言われた本人はたまったもんじゃないよな。

 

ということで、すごすぎて理解が追いつくのに時間がかかったギタリスト、

MGFでした。

*1:1個前の記事を見てね

*2:ギターの弦が鳴らないように弦を軽く押さえて弾くテクニック

*3:低い側に弦を2本追加したギター、メタル以外のジャンルで見ることはほぼない

*4:Beat Per Minutes、1分間の拍数、参考までにX Japanの紅は157

*5:繰り返しフレーズ、ロックやメタルの肝です